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人を直接的に助けられることに
憧れて選んだ世界

介護支援専門員 古郡 やよい
Yayoi Furugouri

祖母の世話をしてくれた
“付添婦”さんに憧れたことがきっかけ

Q.介護の世界で仕事をはじめたきっかけを教えてください。

私は平成14年に入社し、介護の仕事をはじめて20年近くになります。興味をもったきっかけは大きく2つあって、一つは介護保険制度の始まり。新しい制度に、世の中の盛り上がりを感じ「これからは介護でしょ」と思いました。もう一つの理由は、祖母が入院していた際に祖母の世話をしてくれた“付添婦”さんに憧れたこと。「こういう仕事いいなぁ」と、憧れていました。

Q.壽光会を選んだ理由を教えてください。

私は金融業界から福祉業界に転職しました。壽光会を選んだ理由は家から近いこと、それと地域の関係を大切にしていこうという姿勢を感じたこと、そして取り組みがとても新しいことです。私は壽光会の施設がオープンとすると同時に入社して、今まで働き続けていますが、業務内容にまったく退屈しません。どんどん自分にやりたいことができて、キャリアプランも用意してくれる環境なのでとても働きやすいと感じています。

産休・育休の理解も十分な環境

Q.現在はどんなお仕事をされていますか?

壽光会で働きながらケアマネージャーの資格をとり、現在は「湯苗田」で管理者兼介護支援専門員として働いています。私は3人の子どもをもつ母親でもあるのですが、女性には結婚や出産などどうしてもキャリアを見直さざるを得ないライフシフトが多かったりします。けれど私は介護の仕事が大好きだったこともあり、子育てをしながらキャリアアップできる道を探し、3人目の産休のときにケアマネの資格を取得。夜勤に入らない働き方ながら、利用者のこともしっかりと理解できているので仕事が中途半端になってしまうようなもどかしさも感じず、プライベートと仕事を思いっきり充実させることができています。

Q.産休・育休はとりやすかったですか?

はい、お休みをいただくことに関して周囲の理解もありましたし、それが返って私自身に「早く仕事に戻りたい」という気持ちを与えていた気もします。とにかく、理解のある環境だと言い切れます。

「あぁ、いい一日でしたね」と終われる毎日

Q.どんなことに気をつけてお仕事をされていますか。

お年寄りの方って、思っている以上になんでもできるんです。ですから、手を出しすぎず、コミュニケーションをたくさんとったり、毎日細かく観察したりしながら「ここまではやる」の線を自分の中で決めることでしょうか。その人その人の、その人らしさを引き出すためにもコミュニケーションは大切ですね。そうしていくうちに、家ではあまり笑わないという方が私の名前を呼んでぱあっと笑顔になってくれることなどもあって。そういうことがあると本当に嬉しくなりますよ。あぁいい仕事だなと思います。

Q.どんな人と働きたいですか?

明るくて、元気で、少しでも福祉に興味のある方は壽光会で楽しくやっていけると思います。育成体制も、福利厚生もしっかりと整っていますので、仕事もプライベートもどちらも充実させることができると思います。資格を取得するなど、スキルを上げることで収入にもつながる。自分の頑張りがお給料に反映されるというのはやはりモチベーションにつながりますからね。